たばた裕明の活動報告

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活動報告

永田町通信 第71号

2020.09.19 up

「菅義偉内閣発足!!野上農水相就任!!」
                                          令和2年9月19日
 9月14日党大会に代わる両院議員総会にて菅義偉自民党総裁が誕生しました。投票総数534票における獲得票数は菅候補377票、岸田候補89票、石破候補68票と菅候補の圧勝でした。私の所属する清和政策研究会は安倍晋三前総裁出身派閥でありますが、今回は自派内の候補を立てず、安倍総理を長きに亘り官房長官として支えて下さった菅氏を支援するという細田会長のご意向のもと、私も微力ながらご支援いたしました。
 両院議員総会に先立ち、9月4日に菅選挙対策本部出向の命を細田会長から戴き、事務局次長として主に地方票担当で総裁選挙に携わりました。9月7日から投票日までは連日、菅選対に通い詰め、対応にあたりました。総裁選挙は私にとって初めての経験でしたので、党内の菅候補を担ぐ先輩議員と共に過ごした時間は、大変有意義なものでありました。今後の政治活動や選挙活動に活かしていくことで、地元への恩返しに繋げていきたいと思います。短期決戦でしたが、総理大臣を誕生させるプロセスの裏方に関わることは重ねて貴重な経験でした。
 続いて、9月16日に臨時国会が開会し、首班指名投票が衆参本会議にて実施され第99代内閣総理大臣に菅義偉先生が就任。憲政史上最長在任期間であった安倍政権が幕を下ろし、菅内閣が発足しました。安倍前総理に於かれましては、体調回復に努められ、これからの外交面を中心にしたご活躍を心よりご期待致しております。菅総理は、安倍前総理にも相談しご協力を得つつ、政権運営に務める旨の発言をされており、安堵しています。
 
 今回、富山県選挙区選出の野上浩太郎参議院議員が農林水産大臣に就任されました。米どころとして農業・漁業共に盛んであり、豊富な水産資源、山間地域を抱える富山県の農林水産関係者の方々も大喜びで富山県内の政財界からは期待の声が寄せられています。私にとっても、日頃よりご指導いただいている兄貴分の入閣は大変嬉しい事です。これまでの野上先生が積まれていらした努力に敬意を表します。改めて野上農林水産大臣の農政全般における改革手腕に期待します。
 菅内閣の閣僚は、仕事師ぞろいであり、改革のエネルギーを国政発展の推進力として大いに各分野で活躍して頂きたく思います。厚生労働大臣には、田村憲久先生が再登板されました。厚労政策全般に精通した田村先生がコロナ対策等の指揮を執ることは、職員の新たなモチベーションになると同時に、私としても気を引き締めて力を尽くしていきたいと思っております。特に、官民を挙げてデジタル化の歩みをスピードアップさせるコントロールタワーとしてのデジタル庁創設には期待をしております。コロナ禍で働き方、暮らし方が変化する中、国民生活の質の向上に繋がる改革を目指すべきです。
 
 自民党内役員も改選が行われました。二階幹事長は留任ですが、政務調査会長に下村博文先生が就任されました。政務調査会は政府の予算や法案にも物申す役割があります。新たな政調会長のもと、党内の政策立案も前例主義や悪しき慣行にとらわれることなく、自由闊達な議論を通じて世論をリードし国際社会で存在感のある日本を創り、全国各地の彩りある地域づくり、また、人づくりを支援する政策立案を進めていきたいと思います。早速、下村政調会長とは意見交換も実施しました。アイディアをどんどん出してくれと指示をいただきました。
 私も中堅議員の仲間入りを意識しつつ、政策づくり等、党務に汗をかいていきたいと思います。永田町は人事の時期ですが、私自身は引き続き、ポストを求めず与えられた職務を地道に取り組んで参る所存です。
どうぞ、菅政権の船出に皆様、ご期待ください。