たばた裕明の活動報告

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活動報告

永田町通信 第79号 ~国会審議と党内法案審議が同時進行に行われています~

2023.02.05 up

日頃のご支援に心より感謝申し上げます。暦の上では春となりましたし、受験シーズン真っ只中でもあります。厳しい寒さの中にも春の兆しが感じられる立春です。皆さんやご家族にとって躍動する季節となることを祈念申し上げます。
 
国会は1月23日の開会から順調に衆議院では予算審議が行われています。与党としては年度内にきっちり予算を仕上げることが何よりの目標であり、衆議院審議において2月末を見据えた国会審議予定カレンダーを作り、1週間単位程度を目安に審議スケジュールの同意を野党に求めて、一歩一歩進めます。地方議会のように開会時に定例会の審議スケジュールが決まることはあり得ないのが国会の現実なのです。
 
一方、自民党内においては政府提出予定法案の党内手続きの真っ最中でもあります。国会での予算委員会の出口が見え始めると、今度は各常任員会の開会を模索することとなります。各常任委員会を動かすことは、多数決で推し進めることはせず、丁寧に与野党協議を経て進めるのです。各常任委員会では当然、付託された法案を審議します。それまでに、政府提出法案を党内審議や党内手続きを経ておく必要があります。ですから2月上旬から下旬は党内における法案審議のピークを迎えます。
私が取り仕切る厚生労働部会では厚生労働省提出法案は6本予定しており、その6本をそれぞれ個別に部会を開き、1回1回丁寧な法案審査を実施しています。部会の採決を経ると、政調審議会、そして総務会と意思決定手続きを進めていきます。部会の審議で法案の中身が甘ければ、差し戻しして政府に法案内容を変更求めることもあり得ます。各省庁は自民党内での法案審議は答弁者は各局長であり、大変真剣に臨んできます。
その他にも関連法案があれば共同開催で部会を開くこともあります。よって、平日5日間のうち、週3日間ほどは部会開催やその事前調整等でスケジュールびっしり状態が続いています。心身とも踏ん張りどころの日々が続いています。その他、昼夜問わず、来客面談や会食を通じた情報交換も続いております。
活きた情報を得て、自分の人脈につなぎ相談案件を水面下で進めることも増えて参りました。中堅国会議員として存在感を発揮していきます。
 
そんな中、2月6日に予算委員会で30分間質疑に立つことになりました。急遽の指名でありますが、日頃から諸政策の問題意識は個条書きに残しておりますので、自分の政策メモノートからいくばくかを取り出し、政府に質問としてぶつけたいと思います。具体的には、(1)構造的な賃上げについて (2)創薬力向上 ~政策産業育成~ (3)全世代型社会保障制度の構築について、の3項目を主に問い質します。
特に日本の創薬力の低下に私は問題意識を持っております。創薬イノベーションの創出を生み出すエコシステムを確立し、時代を担う薬業人材を育成していかねばなりません。
これからも人材育成、能力開発支援など労働政策に注力して参ります。
変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。